「ガウディ×井上雄彦」展
「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」を見に、せんだいメディアテークまで行ってきました。
冒頭、井上の(キャンバス?パネル?の形の)マンガで、足の悪い少年が出てきます。その後の展示で、実はそれがガウディだったことが分かります。
ガウディの資料(スケッチとか、設計図とか、模型とか、建築の写真とか)の間に、井上の絵やマンガがはさまる形で、ガウディへの見方を井上によって導かれているようでした。
2010年にメディアテークでやっていた「井上雄彦 最後のマンガ展」と比べると、ぐっと井上が後ろに引いて、ガウディを引き立たせている感じ。その分、面白みも欠ける感じです。
それでもそこそこ楽しみました。
会場のところどころに、メディアテークのチューブがどんと貫いているのをそのまま見せている展覧会場の構成にしているのは、伊東豊雄へのオマージュなのかな、とちょっと思いました。