アート

ハタユキコ展

8月17日、塩釜の杉村惇美術館というところでやっているハタユキコ展を観に行ってきた。 この人の絵から伝わってくる、今の日本の社会や政治に対する物の考え方、感じ方が、とても共感するところがあった。 けっこう好き。 この方向でガンガンやってほしい。 …

「空海と高野山の至宝」展

7月20日、仙台市博物館でやっていた、「空海と高野山の至宝」展へ。 運慶の仏像って、本当に素晴らしいんだなあ。運慶の素晴らしさに目を開かされた展覧会。 金剛峯寺の八大童子のうち、運慶作の2点が展示されていたけど、表情に深みと誠実さがあって、見と…

ルオー展

今日は宮城県美術館でやっているルオー展へ。 たくさんのルオーの絵に囲まれて、幸せな気持ちになった。ルオー、好き。 「ルオーのまなざし 表現への情熱」展(宮城県美術館)

「イラストレーター 安西水丸展」

仙台文学館の特別展「イラストレーター 安西水丸展」。6月はじめに行ってきました。 子どものために絵本をあれこれ見たりしていると、この人の絵本は別格だなあと強く感じる。 「がたんごとん」もそうだけど、「○○の○○やさん」が特に。 「がたんごとん」のト…

「花 * Flower * 華 ―琳派から現代へ― 」(山種美術館)

6月のある日、山種美術館の展覧会へ。 琳派をはじめ、いい絵をのんびりと観る。「花 * Flower * 華 ―琳派から現代へ― 」(山種美術館)

大エルミタージュ美術館展

そのあとエルミタージュ美術館展へ。 平日の昼前だったけど、こちらはすごい混みようだった。大エルミタージュ美術館展

ルノワール展

3月中旬、宮城県美術館に行ってルノワールを観てきた。とりあえず記録だけ。ルノワール展

「マティスとルオー展」

2月の後半、パナソニック汐留ミュージアムへ。 ルオーが7割、マティスが3割といった感じ。ルオーのいい絵は、本当にものすごい。 マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―

畠山直哉写真展「まっぷたつの風景」

1月はじめ、終わる直前の写真展に行ってきた。 畠山直哉という写真家で、あまりよく知らないが、とてもクリアで綺麗な写真だった。 人間はほとんどいなくて、なんというか、物や風景を即物的に写しているが、その解像度がクリアなところが印象的な写真。畠山…

速水御舟展

12月1日、東京に行ったついでに「速水御舟の全貌」展を見に行く。 最近気になっていた速水御舟。やっぱり良いですね。「翠苔緑芝」、「名樹散椿」の見事さ。「山種美術館・開館50周年記念特別展 速水御舟の全貌 −日本画の破壊と創造−」 ホームページ

ポーラ美術館展

11月10日に宮城県美術館に観に行った。 印象派近辺を中心とした絵。ありがちなラインアップで驚きはないものの、いい絵が並んでいた。 定番のモネ、セザンヌ、ピカソなどに加えて、個人的に特に印象に残ったのはルドン、ゴーガン。「ポーラ美術館コレクション…

『雪舟と宮本武蔵と水墨画』展

10月6日になりますが、仙台市博物館に水墨画の展覧会を観にいきました。 雪舟と宮本武蔵の水墨画がたくさんあるわけではなく、各時代の日本の水墨画が並んでおり、水墨画の歴史が一望できる感じ。 知らない分野なので、水墨画の勉強になりました。 これを見…

ポンピドゥー・センター傑作展

既に終わったけれど、7月に観にいった展覧会。東京都美術館にて。 1年1作、一人一点までの原則で絵が選ばれている。 有名無名問わず、センスの良さをすごく感じる。(特に前半) 1945年は絵が無く、エディット・ピアフの歌う『バラ色の人生』が流れているの…

ぐりとぐら展

宮城県美術館にて。「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」。 絵本の原画展にいくつか行って、感じるのは、絵本は絵本の形で味わうべきものであって、原画そのものに特別な感動があるわけではないということ。大人にとってもそうだし、子どもにとっても原画展とい…

吉増剛造展

7月17日、わざわざ東京まで出かけ、吉増剛造展を観てくる。 ノートに書いてある文章を読んで、ああこの人は普段からこんなことばっかり考えている人なんだなあと思った。 こういう人が一流の詩人になるんだなあ。 一番良かったのは、自分の作品だか人の作品…

『まど・みちおのうちゅう』展

6月のことだけど、とりあえず行ったと言うことだけ記録。 絵を観られたというのが、まあ、よかった。特別展「まど・みちおのうちゅう」(仙台市文学館)

『レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展』

4月17日、宮城県美術館へ。 予想外に混んでいた。 戦いの絵がいっぱい。 いくつか、興味をひかれた絵も無くは無かったけれど、全体としてはそれほどの展覧会ではなかった。

ピカソ展

宮城県美術館でやっている「ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展」を観にいった。(11月19日の話) さすがピカソという感じですかね。 ピカソ作の陶芸のお皿がいい感じ。一枚買って、ハレの日の食事に使いたい。どっかで複製を作ってくれたりしないものかな…

ヘレン・シャルフベック展

宮城県美術館に、「ヘレン・シャルフベック―魂のまなざし」展を観にいく。 思ったよりは面白かった。 ポスターに、若い頃の「快復期」という絵を載せているのは、選択ミスじゃないかなあ。いい絵は他にたくさんあるのに。 「赤いりんご」がいいなと思った。…

「ガウディ×井上雄彦」展

「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」を見に、せんだいメディアテークまで行ってきました。 冒頭、井上の(キャンバス?パネル?の形の)マンガで、足の悪い少年が出てきます。その後の展示で、実はそれがガウディだったことが分かります…

「杉戸洋展」

宮城県美術館「杉戸洋展〜天上の下地 prime and foundation」を先日観てきました。 一見すると明るい色彩(パステルカラー)の、ほんわかとした洒脱な絵だけど、よくよく観ると「痛み」が秘められているのが伝わってきます。 予想以上に充実していました。宮…

「針生一郎と戦後美術」展

終戦直後の絵が、現代のセンスとは全然違うけれども、戦争のトラウマがひしひしと感じられて、この展覧会の中で一番印象深いものだった。麻生三郎、岡本太郎などといった画家たち。 丸木位里・俊の 《原爆の図 幽霊》も観ました。「わが愛憎の画家たち ― 針…

ミレー展

宮城県美術館の「ミレー展」に行って参りました。 やはり昔の時代の絵という感じで、決してアクチュアルな感じではないですね。当たり前ですが。 西洋美術館に行くといつも観ていた「ダフニスとクロエ」の絵がミレーだということに、初めて気が付きました。 …

「樹木礼賛」(後半)

先日観にいった、「樹木礼賛」展の後半の展示をまた観にいきました(6日)。 やっぱり、安土桃山時代から江戸時代の迫力ある大きな障屏画が、好きです。 観るとテンションが上がってくる。 仙台市博物館「樹木礼賛―日本絵画に描かれた木と花の美―」

「樹木礼賛」

10月、仙台市博物館でやっている「樹木礼賛―日本絵画に描かれた木と花の美―」 という展覧会に行ってきました。(前期) いきなりしょっぱなに、長谷川等伯の松林図屏風。 浮世絵を観ていると、広重って情緒があっていいなあと思ったり。 安土桃山から江戸時…

篠山紀信展「写真力」

宮城県美術館にて。 祝祭的な盛り上げ方を心得ている人なのかなと思ったけれど、基本的にはあまり好きじゃないということを確認した。篠山紀信展 写真力 宮城県美術館ホームページ「篠山紀信展 写真力」

エリイ写真集

「エリイはいつも気持ち悪い エリイ写真集 produced by Chim↑Pom」(朝日出版社 、2014年) Chim↑Pomのエリイの写真集を見かけて、表紙がちょっと素敵なので買ってしまった。 「2014年1月、多くの警官に見守られながら新宿の路上を舞台に敢行された狂乱の「…

吉増剛造『盲いた黄金の庭』

吉増剛造の写真集を図書館から借りてきた。 多重露光の写真は、なんとなく吉増剛造の詩に似ているような気もしてくるけど、やっぱり詩がいいなあ。 見ていると吉増剛造の詩を読みたくなるし、朗読を聴きたくなってくる。吉増剛造の朗読が大好き。

まどみちお画集

『まど・みちお画集 とおいところ』。まどみちおの詩と絵。 抽象的なまど・みちおの絵は、詩ほどの「唯一無二」な感じはしない。でもちょっと素敵。

写真新世紀仙台展2014

せんだいメディアテークでやっていたので、5月終わりに観にいった。写真新世紀仙台展2014(せんだいメディアテーク) 同(キャノンのページ) 受賞者では、藪口雄也の「コンテナの中の瞳 」が記憶に残ります。真っ正面からとらえた、犬の顔、顔、顔。 それぞ…