アルディッティ弦楽四重奏団のコンサート

 ラヴェルが始まって、音量の小ささに戸惑う。奇妙な浮遊感のあるラヴェルだった。
 バルトークは、CDでは聴いたことはあるものの、生で聴くと、そうかこういう曲だったんだと感じるところがあちこちに。
 日本の現代音楽は、寡黙な細川俊夫とおしゃべりな西村朗。どちらも面白いが、西村が意外に楽しく聴けた。

アルディッティ弦楽四重奏団

1 ラヴェル弦楽四重奏曲
2 細川俊夫:沈黙の花
3 バルトーク弦楽四重奏曲 第6番
4 西村朗弦楽四重奏曲 第6番(2017)【世界初演

6月24日東京文化会館小ホール