CD「田中希代子〜東洋の奇跡〜」
田中希代子の演奏のCD。
確かどこかで、三善晃が田中希代子について書いていた。ニースで過ごしたある朝、目覚めに階上から田中希代子がショパンの「3度のエチュード」が弾くのが聴こえてきて、その美しさを「神様に手紙を書いているよう」と表現していたのを覚えているけど、どこで読んだのか思い出せない。
このCDでも、3度のエチュード(作品25−6)がいい。
でも、僕の一番のお気に入りはモーツァルトのピアノソナタ第11番(K.331)。演奏のどこがどう変わっているというわけではないけど、聞き惚れてしまう。
「田中希代子〜東洋の奇跡〜 没後10年特別企画」
(曲目)
Disc 1
1 ショパン ピアノ協奏曲第1番
2 ショパン 練習曲 Op.25-3
3 ショパン 練習曲 Op.25-6
4 ショパン 練習曲 Op.25-8
5 ショパン 前奏曲 Op.45
6 ショパン 夜想曲 Op.62-2
7 ショパン 舟歌 Op.60Disc 2
1 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
2 モーツァルト ピアノ・ソナタ第11番 K.331「トルコ行進曲付き」
3 ドビュッシー 花火〜前奏曲集第2巻より