リリー・クラウスのCD

 リリー・クラウスは、シモン・ゴールドベルクとのベートーヴェンのスプリング・ソナタは今ひとつだったけど、モーツァルトの演奏は素晴らしい。天衣無縫。
 でもどこか、魅力的だけど実のない女性みたいなところも感じる。(演奏の話です)
 ベートーヴェンの方は、速いテンポで弾き飛ばしているようで、雑に感じたんだけど。

リリー・クラウスの芸術1 モーツァルトピアノソナタ

モーツァルト作曲
1 パイジェルロの歌劇『哲学者気取り』の「主に幸いあれ」の主題による6つの変奏曲 K398
2 ピアノソナタ 第10番 K330
3 ピアノソナタ 第4番 K282
4 ピアノソナタ 第5番 K283
5 アレグロソナタ楽章) K312
6 フランスの歌「美しいフランソワーズ」の主題による12の変奏曲 K353

ピアノ リリー・クラウス(1956年録音)