畠山直哉写真展「まっぷたつの風景」

 1月はじめ、終わる直前の写真展に行ってきた。
 畠山直哉という写真家で、あまりよく知らないが、とてもクリアで綺麗な写真だった。
 人間はほとんどいなくて、なんというか、物や風景を即物的に写しているが、その解像度がクリアなところが印象的な写真。

畠山直哉 写真展  まっぷたつの風景

速水御舟展

 12月1日、東京に行ったついでに「速水御舟の全貌」展を見に行く。
 最近気になっていた速水御舟。やっぱり良いですね。「翠苔緑芝」、「名樹散椿」の見事さ。

山種美術館・開館50周年記念特別展 速水御舟の全貌 −日本画の破壊と創造−」
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伶楽舎雅楽演奏会

 たまたま東京に行けることになり、伶楽舎の雅楽の演奏会に行く。
 前半の「露台乱舞」は芝さんの復曲・構成ということだけれど、予想以上に楽しいものだった。
 しかし、白眉は後半の武満徹秋庭歌一具」。武満の音楽が、素晴らしいの一言。聴きながらじんわりしたり、迫力に圧倒されたり。
 後半は勅使川原三郎の振り付けで、勅使川原と佐東利穂子の踊り付き。相変わらずスタイリッシュだけど、やっぱり好みではないと思った。

伶楽舎 第十三回雅楽演奏会

第一部 「露台乱舞」(芝祐靖 復曲・構成)
第二部 「秋庭歌一具」(武満徹 作曲)(振付:勅使川原三郎、舞:勅使川原三郎、佐東利穂子)

(11月30日 東京オペラシティ コンサートホール)

伶楽舎雅楽演奏会 武満徹「秋庭歌一具」

 余談だけど客席はセレブな感じ。いい服を着た人たちがたくさんいた。有名人がたくさんいそう。僕は池辺晋一郎しか分からなかったけど。

ポーラ美術館展

 11月10日に宮城県美術館に観に行った。
 印象派近辺を中心とした絵。ありがちなラインアップで驚きはないものの、いい絵が並んでいた。
 定番のモネ、セザンヌピカソなどに加えて、個人的に特に印象に残ったのはルドン、ゴーガン。

「ポーラ美術館コレクション モネからピカソ、シャガールへ」(宮城県美術館)