「大鹿村騒動記」

阪本順治監督、2011年。 作品としてはいまいちの出来。ステレオタイプをあちこちに感じる。

吉増剛造展

7月17日、わざわざ東京まで出かけ、吉増剛造展を観てくる。 ノートに書いてある文章を読んで、ああこの人は普段からこんなことばっかり考えている人なんだなあと思った。 こういう人が一流の詩人になるんだなあ。 一番良かったのは、自分の作品だか人の作品…

「シュ・シャオメイの音楽と素顔」、ゴールトベルク変奏曲

ドキュメンタリー 「知られざるピアニスト シュ・シャオメイの音楽と素顔」「シュ・シャオメイ ピアノ・リサイタル in北京」 1.ゴールトベルク変奏曲 BWV 988 バッハ 作曲 2.トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564から アダージョ バッハ 作曲/ブゾー…

『まど・みちおのうちゅう』展

6月のことだけど、とりあえず行ったと言うことだけ記録。 絵を観られたというのが、まあ、よかった。特別展「まど・みちおのうちゅう」(仙台市文学館)

『魔笛』(ラトル指揮、バーデン・バーデン復活祭音楽祭2013)

モーツァルト作曲・歌劇『魔笛』(ラトル指揮、バーデン・バーデン復活祭音楽祭2013)。 かなーり前に録画しておいたもの。 ラトル指揮、ベルリンフィル、ロバート・カーセン演出。 ラトルの指揮は、時々テンポがニュルッと伸びる。 カーセンの演出はスタイ…

『歩いても 歩いても』(是枝裕和監督、2008年)

録画しておいた『歩いても 歩いても』(是枝裕和監督、2008年)。 最初の30分は入りこめなかったけれど、1時間くらいすると入りこめて、じんわりとしてきた。

『おおかみこどもの雨と雪』(細田守監督、2012年)

録画していたのを何気なく見始めたけど、冒頭から一気に引き込まれてしまった。 こんなにいい映画と思わなかった。 細かなことだけど、部屋の中のシーンで、後ろの本棚に並んでいる本のセレクションがなかなかセンスがあって素敵。

大森靖子&THEピンクトカレフ『トカレフ』

ツタヤで無料でCD一枚レンタルできる機会に借りてくる。 やっぱり大森靖子はいいなあ、と再確認。大森靖子&THEピンクトカレフ 『トカレフ』トカレフアーティスト: 大森靖子&THEピンクトカレフ出版社/メーカー: avex trax発売日: 2015/03/04メディア: CDこ…

仙台国際音楽コンクール・その2

日がたってしまいましたが・・・ 6月4日。またまた突然思いたち、仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門のファイナルを聴きに行きました。 3日目の、青木さんとユジィンさんの回。 例によって当日券で入りましたが、なんと当日券の最後の一枚でした。あ…

ギトリスとアルゲリッチのCD

ギトリスとアルゲリッチの共演CD。フランクとドビュッシー。 去年聴いたギトリスが素晴らしくて、買ったCD。 ギトリス節満載のフランクとドビュッシー。 フランク ヴァイオリンソナタ ドビュッシー ヴァイオリンソナタイヴリー・ギトリス(ヴァイオリン…

仙台国際音楽コンクール

昨日、突然思い立って第6回仙台国際音楽コンクールに当日券で行ってみました。 昨日は、ヴァイオリン部門のセミファイナルの3日目。4人の人が出たけど、最初の二人だけ聴いてきました。 何も知らずに行ったら、指揮が広上淳一さんだった。なんか得した気分で…

小山実稚恵「音の旅」第21回

小山実稚恵さんのコンサートを聴きに、青年文化センターへ。 久しぶり(ほぼ1年ぶり)のコンサート。 そして小山さんは2009年に「音の旅」第8回を聴いて以来。その時はメンデルスゾーンの「厳格な変奏曲」が良かった。 でも今回は、なんか今いちな感じにきこ…

『レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展』

4月17日、宮城県美術館へ。 予想外に混んでいた。 戦いの絵がいっぱい。 いくつか、興味をひかれた絵も無くは無かったけれど、全体としてはそれほどの展覧会ではなかった。

リリー・クラウスのCD モーツァルト

モーツァルトのピアノソナタ集、2と3も借りてくる。「1」が一番印象が強かった。 明暗の「明」かな。 リリー・クラウスの芸術2 モーツァルト・ピアノソナタ集2 ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333 ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 K.545 幻想曲 ハ短調…

バーンスタインのマーラー

たまたまFMで聴いたバーンスタインのマーラーに興味を持って、CDを借りてきた。 交響曲第4番〜第6番と「亡き子をしのぶ歌」。 FMで流れていたのは第5番。表現力の大きさに、これは誰の演奏だろうと思ったらバーンスタインだったのだった。 これがバー…

シューベルトの歌曲、プレガルディエン

美しいテノールの声。端正な演奏。 シュタイアーのフォルテピアノも音色がうるさくなくて、聴きやすい。 「シューベルト マイアホーファーの詩による歌曲集」クリストフ・プレガルディエン(テノール) アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ) この後…

リリー・クラウスのCD

リリー・クラウスは、シモン・ゴールドベルクとのベートーヴェンのスプリング・ソナタは今ひとつだったけど、モーツァルトの演奏は素晴らしい。天衣無縫。 でもどこか、魅力的だけど実のない女性みたいなところも感じる。(演奏の話です) ベートーヴェンの…

ギレリスのCD・その3

バッハのフランス組曲第5番がとにかく素晴らしい。今まで聴いたギレリスの演奏の中で、一番好き。 しみじみと心にしみる演奏。 GREAT PIANISTS OF THE 20TH CENTURY エミール・ギレリス(1)《20世紀の偉大なるピアニストたち》 Disc.1 1. バッハ=ブゾーニ編 …

メンデルスゾーン オルガン作品集

曲が珍しくて何となく借りてきたCDだけれど、当たりだった。 素敵な音楽。 これはメンデルスゾーンがいいのか、椎名雄一郎がいいのか。(それともポラントリュイのアーレント・オルガンがいいのか。) メンデルスゾーン オルガン作品集【曲目】 フェリックス…

ベートーヴェン「田園」

田園のCDを2種類借りてきた。 ベーム、ウィーンフィルのはさすがウィーンフィルという演奏で、個々のフレーズの表情が豊かで素晴らしいけど、曲全体の印象となると、なぜかワルター、コロンビア交響楽団の演奏の情熱が印象に残る。 ベートーヴェン作曲 交響…

CD・『シモン・ゴールドベルクの遺産』

年末年始、図書館から5枚組のCDを借りて聴く。 1991年の録音はさすがにテクニックの衰えを多々感じるとはいえ、聴きごたえあり。 『シモン・ゴールドベルクの遺産』CD1 1. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 2. モーツァルト:ヴァイオリン協…

CD・『三善晃の世界』

大分前に買っておいたCD。タワーレコードから出た物。過去のレコード録音の遺産。(一部初出のものも) 最近は、家の良いオーディオではなかなか聴く時間は限られてしまうので、一週間の一曲ずつくらいのペースで少しずつ聴いていた。 こういうCDを出してく…

モーツァルトの、ヴァイオリンとヴィオラのための曲

モーツァルト全集のCDの一枚を借りる。ヴァイオリンとヴィオラのための曲。初めて聴く曲。演奏はクレーメルとカシュカシャン。 円熟期のモーツァルトのいい曲だけど、ヴァイオリンとヴィオラだけという編成が物足りないかな。これで例えば弦楽四重奏だったら…

パールマンのモーツァルト

モーツァルト全集のCDの一枚を借りて聴く。パールマンとバレンボイムの演奏でヴァイオリンソナタ集の一枚。 聴いてすぐ、歌心にあふれていると思った。曲は若いモーツァルトの曲。 1 ヴァイオリン・ソナタ第25番 KV301 2 ヴァイオリン・ソナタ第26番 KV302…

CD・ゴールドベルクとルプーのモーツァルト・その3

このコンビのモーツァルトが良かったので、もう一枚借りて聴く。前ほどのインパクトがなかったのは曲のせいもあるのかな? モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第28番(KV304)、30番(KV306)、34番(KV378)ヴァイオリン シモン・ゴールドベルク ピアノ ラドゥ…

ピカソ展

宮城県美術館でやっている「ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展」を観にいった。(11月19日の話) さすがピカソという感じですかね。 ピカソ作の陶芸のお皿がいい感じ。一枚買って、ハレの日の食事に使いたい。どっかで複製を作ってくれたりしないものかな…

『鳥のあそび』高橋悠治

高橋悠治のCDを聴く。 高橋悠治リアルタイム6 鳥のあそび1 畝火山 五絃琴と呪2 鳥のあそび 七絃楽器3 風がおもてで呼んでゐる 三絃弾き語り(詩 宮沢賢治)4 三絃散手 三絃独奏5 那須野繚繞(なすのりょうじょう) 三絃弾き語りとコンピュータ演奏作…

細川俊夫作品集 音宇宙5

久しぶりに細川俊夫作品集のCDの続きを聴く。オーソドックスな現代音楽感。 細川俊夫作品集 音宇宙5 時の深みへ1 時の深みへ チェロ:ユリウス・ベルガー、アコーディオン:シュテファン・フッソング、指揮:小松長生、東京カンマーシンフォニカー2 夜…

ショパンのマズルカ

ショパン全集というCDから、マズルカ集をルイサダの演奏で聴く。(作品番号無しはリーリャ・ジルベルシュテインの演奏) 初期の曲は若書きだけど、たまに作品17の4や作品24の4みたいな名曲が混じるから油断できない。 作品30あたりから美しい曲が多くなり…

アシュケナージのショパン

アシュケナージのショパンのCDを借りてきた。 最初、カーステレオで聴いたときは平凡でつまらないと思ったけれど、自宅のステレオの良い音で聴いたらやっと良さが伝わってきた。ソナタ第2番の訳のわからない第4楽章も、納得のいく演奏。 でも、なんとな…